頭部付きエアーダッチにマスクとウイッグを取り付ける際のポイント
フェイスマスクとウイッグのトリセツ
久しぶりに頭部付きのエアーダッチにフェイスとウイッグを取り付ける作業をしました。最初は、中々上手く取り付けられませんでしたが、試行錯誤の末、何とか自分なりにコツやポイントのようなものが見えてきたので、ここにまとめまてみます。気づいた事があれば、随時書き足していきたいと思います。
ウイッグ取り付け前にしておく事

宇佐羽えあと今回の涼風みうの比較画像です。ボディ形状で、決定的に違う点があるのですが分かりますか?
答えは頭部の形状です。丸い形の宇佐羽えあの頭部に対して、涼風みうの頭部はラグビーボールみたいに尖っています。この涼風みうちゃんの例に限らず、結構尖った頭のエアーダッチってあるんですよ。
こういう尖った頭部ですと、ウイッグを取り付けると浮いてしまい、頭がボコボコと波打って上手く取り付ける事が出来ません。形としては、宇佐羽えあのようななだらかな丸みのある頭頂部が理想です。この形だとウイッグもぴったりフィットするので、綺麗に着せる事が出来ます。

そこで手軽に頭の形を整える方法をご紹介します。頭頂部がなだらかになるように、丸めた紙をガムテープで貼り付けて平らになるようにします。この紙はウイッグにの中に入っていた紙ですが、キッチンペーパーやスポンジやティッシュ何かでも良いと思います。この部分は見えなくなる部分なので、あまり丁寧さにこだわることなく形が整えば良いって感じでやって下さい。

左は何もしなかった場合で、右は紙を入れて成型した頭部です。なだらかになったのでウイッグが取り付けやすくなりました。
えあマスクで印象を変えるポイント

マスクを置く位置で、見た目がかなり変わってくるので注意が必要です。ポイントはアゴのラインがしっかりと出るように置く事です。

フェイスの位置が上過ぎると、頭部の下の方のビニールが見えてしまい、2重アゴのようで見た目があまり良く有りません。よくある失敗例ですね。
フェイスの位置は頭部のビニールが見えなくなる位置まで下げ、右のようにアゴのラインがしっかりと出るようにすると見た目も引きしまって良いと思います。

目の位置合わせですが、インナーマスクの目の部分は窪んでいるので、そこに目がくるように合わせます。

フェイスマスクの鼻の部分は点が書かれています。インナーマスクの鼻の所が膨らんでいるので、そこにマスクに書かれた鼻の点を合わせます。

フェイスマスクの目尻の部分を上げると、少しつり目になります。

逆に目尻を下げるとたれ目になるので、好みの目元になるように引っ張って微調整します。

目尻を上げた場合と、下げた場合を比較してみました。上げると活発で意志の強い印象になり、下げると優しい雰囲気になりますね。ちょっとした違いで印象がかなり変わってきます。
ウイッグがズレたり外れたりしにくい方法

市販のウイッグには、こうした固定用のベルトが付いていると思います。(ベルトが短いウイッグは、マジックテープなど別の方法で固定する必要があります。)

このベルトをアゴの下で留めます。ヘルメットのアゴひもみたいな感じですね。

さすがにこのままだと見た目的にあれなので隠す必要がありますね。

そこで、マスクをこのアゴひもの上にくるように出して覆い隠します。

よく見るとまだアゴひもが少し見えていますが、細かい事は気にしません。私はこれであまり気になりません。それでも気になるって方はマスクに紐通す穴を開けて全て下に通るようにすると完全に隠せると思います
写真を撮ったりする時は、アゴひもを留めない方がすぐに調整できて便利です。アゴひもを使う時はプレイ時ですね。せっかく楽しんでいる時に、ウイッグがズレたりすると嫌って方はこの固定方法がお勧めです。
ウイッグのお手入れ、有ると便利な物

まずウイッグをとかすブラシやクシですね。これは100均の物で充分だと思います。

二種類ありますが、使っているのはこればかりですね。あまり細かい目のブラシだと、ウイッグに引っ掛かり過ぎてゴソっと毛が抜け落ちるので、少し荒めの方が使いやすいです。

これはウイッグオイルです。滅多に使いませんが、撮影時などで艶を出したい時に使っています。

これはストレートアイロンで、ウイッグについた癖を伸ばす時に使います。あまり高温だと、ウイッグが縮れる場合があるので、低温に出来る物やミニタイプが良いと思います。

ヘアークリップも髪をまとめたりする時に使うのであると便利です。
この他に掃除機(小型の物があれば理想的ですが、私は普通の家庭用を使っています)があると、抜け落ちた毛をすぐに掃除出来て便利です。