オナホールの基本
オナホールに関する基礎知識を見ていきましょう
【オナホールの種類】
オナホールは大まかに分けると簡易型と貫通式、非貫通式の3種類に分類されます。また、様々な特徴を持たせた製品が発売されていて、さらに細かく分類されて呼ばれるケースもあります。まず近年のオナホールを知る基本的事項としまして、これらの特徴ごとに区別されるオナホールの分類について解説させていただきます。
簡易オナホール
【オナカップ】 代表的ホール ミライノオナニーTENGA |
オナカップと呼ばれる簡易ホールで、ローションが染み込んだスポンジを樹脂ホールに巻きつけて、プラスティックの容器(カップ)にセッティングされているのが一般的です。 すぐに使える便利さと安さが売りですが、最近は一般ホールでも低価格化が進み、価格面だけでは勝負できなくなってきているのが現状です。基本的に使い捨て設計な点も、一般ホールと比べるとかえって割高感があり、消費者にとっては大きなマイナスポイントだとも思います。 ただ、 一部商品では一般ホール並みのこだわった内部構造をもたせたり、グッドデザイン賞にノミネートするほどの優れたデザイン性で、他の簡易ホールとの差別化を図ろうとする物も出始めていて、いい物だけが売れているという図式がより明確になってきているように思います。 |
---|---|
【低価格オナホール】 代表的ホール ボクのおなぺっと |
一般ホールで低価格なものは、簡易ホールとして分類される場合があります。低価格の場合、コスト的にどうしてもボリューム面で中型ホールにはかないませんが、現在の低価格ホールの一部商品では、もはや簡易ホールとは呼べないほどの趣向が凝らされた高機能なものも発売され、人気を呼んでいます。 低価格ホールが見直されたきっかけは、やはり「ボクのおなぺっと」の存在が大きいでしょう。「ボクのおなぺっと」は一見すると何の変哲もないホールに見えますが、使ってみたら素晴らしかったということで話題を呼び、一気にブレイクしました。元々メーカー側も、ここまで人気が出るとは予測していなかったのではないでしょうか。偶然に生まれた名ホールのような気がします。でも、口コミの力はやはりすごいですね。 そのおかげもあって、低価格ホールであっても、ちゃんと抜けるしっかりしたものが求められるようになってきました。一昔前の安かろう悪かろう的な発想のホールでは、すぐに消えていく運命にあるとも言えます。 |
貫通式オナホール
【貫通式オナホール】 代表的ホール 現状、特になし |
貫通式オナホールとは、挿入口からホール底まで穴が貫通しているタイプのホールのことです。ホール内部の掃除がしやすいなどのメリットはありますが、非貫通式と比べると吸い付きやバキューム感などが得にくい点で、現在このタイプは主流ではなく、やや存在が薄い印象があります。 かつては「挿しつ抜かれつ」など、根強い人気を持つホールも存在しましたが、既に廃盤となってしまいました。寂しい限りですね。 |
---|
非貫通式オナホール
【非貫通式オナホール(中型)】 代表的ホール ヴァージンループ |
非貫通式の中型オナホールは、ホール市場において主力商品であり、あの伝説級名器もここに分類されます。ボリューム的にも申し分なく、低価格のホールでは味わえないような包み込まれるような挿入感があります。 非貫通式とは文字通り貫通していないホールのことで、最大の特徴として空気抜きをすることによって、バキューム効果が発生する点にあります。 ゆる系、キツ系、中にはガバ系(ゆる系よりさらにゆるい)なんてホールもありますし、素材においても柔らかいものから硬めのものまで様々なタイプが発売されていて、どれにするか迷うほどの充実したラインナップです。 それなりの価格はしますが、最もオナホールらしい気持ちよさを味わえるので、一度はトライしてみる価値のあるカテゴリーだと思います。 |
---|---|
【無次元加工オナホール】 代表的ホール 名器の品格 |
名器の品格によって登場した「穴のない穴」。従来とは違った工法によって生み出される内部は、うねりやひねりなどが加えられ、2次元から3次元へと進化しました。道なき道を押し進めて、隙間を挿入していく感触が味わえます。 度肝を抜く、内部形状は究極のリアル系とも言えますし、今後新たな系統として増えていくであろう新構造です。派生系で3Dスパイラル工法やピーク工法などがあります。 |
【キツ系オナホール】 代表的ホール 狭穴注意 |
締りが強いホールの事をキツ系ホールなどと呼びます。「ゆるさ」を好む人がいる反面、当然ですがこういった「きつさ」を好む人も存在します。 代表的なホールとしては、「狭穴注意」でしょうか。そそり立ったペニスしか受け入れない、数ミリにも満たない極小サイズの入り口は、裂けやすいという宿命を背負っていますが、無理やりこじ開ける快感にはまる人が少なからずおられるようで、その中毒性の高さもうかがえます。 |
【まったり系オナホール】 代表的ホール ふわゆるクワトロネードふわトロめいき |
非貫通式オナホールの中で、ユルいオナホールはユル系やまったり系などと呼ばれます。 低刺激なので刺激を求める方には合いませんが、長時間まったりと時間をかけて、ジワジワと射精感を高めていくオナニーが好きな人には最適なオナホールです。ちなみに管理人の私はまったり派なので、このタイプのホールを好んで使っております。 |
【ガバ系オナホール】 代表的ホール ゲルトモ@15(アットフィフティーン) |
ユル系の中でも特にユルいホールで、もはやガバガバ?なほどのユルさをもったホールを、最近ではガバ系などと呼ぶ場合があります。 代表的なホールは「@15(アットフィフティーン)」で、全長19cmという規格外の大きさを誇ります。 内部の特大空間から発生するバキューム効果はさらに強烈さを増し、まったり志向の人は勿論、内部がヒダ加工なのでゲルトモのイボを嫌う人などに好まれています。 ガバ系の代表で人気ホールだった@15(アットフィフティーン)ですが、何と廃盤になってしまいました><他に無い特性を持つホールだけに、再販される事を祈るばかりです。 |
【高刺激系オナホール】 代表的ホール ヴァージンループ HARD |
ゴリゴリとした強い刺激の高刺激系オナホール。ゆる系やまったり系とは真逆をいく存在です。 慣れない人には痛いくらいですが、こういった高刺激ホールを好む人も存在します。ゆる系が、ヒダの刺激やバキュームを長時間かけて楽しめるのに対し、高刺激系は、短時間で絶頂を向かえる即イキタイプのような気がします。 中でも、ハードタッチ【air】というライドの固い素材を使用したヴァージンループ HARDは、エッジの効いたヴァージンループの細ヒダをより強力にし、刺激好きの人に大人気となっています。 |
【フェラ系オナホール】 代表的ホール 真実の口 |
フェラチオタイプのオナホール。まだまだ発展途上のジャンルですが、潜在ニーズがとても高いと思われる注目のカテゴリーです。 単純に唇型の入り口にしただけのタイプや、口内を忠実に再現したタイプまであり、各社新技術、アイデアを投入して定番シリーズとなるべくしのぎを削っています。 |
【子宮口オナホール】 代表的ホール 中出しメイド~子宮性交~ロリCQ |
子宮口、子宮姦を再現したオナホール。現実では実現しにくいウテルスセックスと呼ばれる子宮内(ウテルス)にペニスを挿入するというプレイを疑似体験出来るオナホールまであります。 子宮口ホールは大きく分けると二つのタイプに分かれ、一つはオーソドックスな最奥に子宮口が待ち構えているタイプで、子宮口が構造の終点となるタイプ。 もう一つは近年増えてきた、より挿入しやすさを高めた中間付近に子宮口を設けたタイプで、亜種として実際には存在しない子宮口が連続しているタイプなども登場して、バリエーションも増えてきました。 |
【オリジナルオナホール】 代表的ホール Venus Real(ヴィーナス・リアル) |
アダルトグッズショップの中には、独自のオナホールを販売しているお店があります。お客さんの意見を反映させ、豊富な経験と知識から生み出されるオリジナルホールは、近年の人気傾向を熟知したアダルトグッズショップだからこそ作れる、お店の看板商品でもあります。 すし通の人は、ギョク(たまご)から注文する言いますが、これは最初に基本料理を頼むことで、板前さんの腕をみる、つまりギョクは下手なごまかしが利かず、最も料理人の腕による差がでやすいからだそうです。 オリジナルホールも、すし屋でいうギョクのような存在ではないかと私は思っています。ざっと並ぶすし屋(グッズ店)のカウンターの中で、ギョク(オリジナルホール)だけが手作りで、味付けは料理人(グッズ店)による差がでるため、、「よし。このギョク(オリジナルホール)を作れる職人だったら大丈夫」と、そのお店の実力を測る一つの「ものさし」だとも言えるのではないでしょうか。 |
据え置き型オナホール
【大型オナホール】 代表的ホール 極上生腰艶めき生腰 |
正にオナホール界のフラッグシップモデル的な位置づけの大型ホールです。 手で持つ事は当然出来ませんので、床や机に置いて固定して使います。肉厚は言うまでもなく申し分なく、大型ホールでしか味わえない領域の挿入感がありますね。ハンドホールでは味わう事が出来ない、よりリアルセックスに近い腰振りでのプレイが楽しめます。 非常に高額ですが、それに見合うだけの価値はあります。ただし、大型ゆえに保管やメンテナンスの問題は付きまとうので、敷居の高いホールとなっています。 |
---|
電動式オナホール
【電動式オナホール】 代表的ホール A10サイクロンSA |
手を使わず機械を使ってオナニー出来る夢のマシンです。一昔前までは、止まってしまったり粗悪な製品が多かったので、「電動に殿堂なし」と揶揄されるほどでした。 しかし、技術開発が進み特に近年では中華メーカーの市場参入が加速し、確実に抜けるマシンが多数登場してきたのは嬉しい限りです。 電動方式には、サイクロン型、ピストン型、複合型など、様々なタイプが売り出され、今後更なる技術革新で発展が期待される分野です。 |
---|---|
【USBオナホール】 代表的ホール カスタムメイド3D |
USBでPCと繋いで連動プレイが楽しめる、新しいタイプのオナホールです。 オナホコントローラーと呼ばれる筒型のケースにオナホがセットされていて、 ストロークの動きで女の子が様々なリアクションをしてくれます。 完成度は、まだまだ低くてスタート段階といったところですね。今後VRなどの新技術を取り入れて、より発展していって欲しいですね。 |
オナホールの内部加工
ヒダ加工
内部に蛇腹状のヒダを施したもので、刺激アップに効果的な点から、多くのオナホールに採用されています。人工的な刺激ですが、ヒダの間隔や高さ、柔らかさなどで刺激の幅も変化に富んでいて、オナホールが本物より気持ちいいなどと言われる要因は、この加工があるからのようにも思えます。
イボ加工
内部にイボ状の突起を散りばめた加工でヒダ加工と並び、よく用いられる加工です。イボの大きさ固さなどによって刺激の変化がつけられますが、あまりゴツゴツとしたイボが主張しすぎるタイプは人気がありません。ヒダ加工よりは好みの分かれる加工だと思います。
無加工
内部の加工をまったく施さないタイプでリアル加工と呼ばれたりもします。リアルな反面、ヒダやイボに比べて刺激面は及びませんし、ローションが乾きやすく、垂れやすいなどの欠点があるように思います。
内部形状や素材によって、本物に近い挿入感を持たせたものが人気です。
無次元加工
名器の品格によって登場した「穴のない穴」。従来とは違った工法によって生み出される内部は、うねりやひねりなどが加えられ、2次元から3次元へと進化しました。道なき道を押し進めて、隙間を挿入していく感触が味わえます。度肝を抜く、内部形状は究極のリアル系とも言えますし、今後新たな系統として増えていくであろう新構造です。
オナホールの素材
オナホールでは様々な素材が開発されていますが、匂いがきつかったり、油っぽくべたべたしたり、耐久性が悪かったりするものも多く見受けられます。こちらでは、よく名前のあがる素材をいくつかご紹介いたします。
バンジータッチ
ライドが誇る定番素材で、人気NO1メーカーへと押し上げた立役者がこの素材です。サラサラで高品質な事はもちろん、粘りや柔らかさもそれまでの素材とは比較にならない位に素晴らしいものがあります。耐久性も高く、裏返しても入り口に亀裂が入りにくい素材です。この素材で、まだまだ名作が輩出されていくことでしょうね。
ソフティータッチ
ライドのまったり系ホールに用いられる柔らか素材です。バンジータッチより遥かに柔らかく、ふんわりとした感触でペニスを優しく包み込みます。オイルブリードはバンジータッチと比べると油っぽくギトギトします。耐久性は柔らかさにしては有る方ですが裏返すと裂けやすいので注意が必要です。
セーフスキン
トイズハートを代表する定番素材です。無臭で油脂分をほとんど出さないサラッとした使用感の素材です。触り心地はとにかくサラサラで柔らかく、ずっと触っていたくなるような手触りの良さです。表面は水を弾く感じで、洗ってもすぐサラサラに戻ります。耐久性は最強クラスで、とにかく裂けにくく抜群のコスパを誇る素材ですね。
ベビースキン
トイズハートが2007年に開発した低反発・高耐久性の新素材です。セーフスキンと比べると少し化粧品臭い匂いがあります。サラサラで高品質な素材ですが、ライド製の素材と比べると固いのが欠点に思えます。粘着性や粘りももう少し欲しいところですね。
品格系素材
N.P.G.(エヌピージー) の名器の品格シリーズや名器の証明シリーズで用いられる素材です。柔らかさは申し分ありませんが、オイルブリードが凄くて持っている手がベトベトするのが難点です。耐久性も他メーカーの素材と比べると脆く、簡単に入り口が裂けてしまうのでコスパはあまり良いとは言えませんね。
ハードタッチ【air】
ライドのハードタイプホールに用いられる素材です。クリアな素材はかっちりとした固さがあり、内部加工を明確に伝え、エッジが効いた高刺激を生み出すことが出来ます。素材の耐久性も高く裏返してもビクともしません。高刺激系を代表するに相応しい素材ですね。