Ｊほーる！　才谷りょう！　レビュー

新メーカーより発売された、面白い専用ケースに入ったホールが気になったので取り寄せてみました。ケースが付属するタイプはたまに発売されるのですが、その多くがケースに覆われている事によって内部の締り具合がキツくなりすぎる傾向にあって、正直あまり良かった試しがないのですが果たして今回はどうなのでしょうか。

ケースは分解出来てセッティングはとても簡単ですね。半分に割れるようになっていて簡単にセット出来ます。ホールの素材はかなり固めで、匂いやオイルブリードはありません。内部は２重構造になっていて、セブンティーンボルドーの２重構造素材によく似ています。

このケースの特徴は締り具合が調整出来る点で、調整用のリングをスライドさせる事で５段階に締り具合を調整する事が可能になっています。早速、一番緩い状態にして挿入を試みます。ローションを内部へ注入しますが、じょうご型の蓋が付いているので、注入しにくい場合は利用するのも良いでしょう。

最もゆるい状態でゆっくりと押し込もうとしますが、入り口が固く閉ざされていて、半端な勃起具合だと押し返されてしまいます。完全にフル勃起させて思いっきり力を込めて押しますと、ようやく亀頭が穴へと入っていきました。内部はかなりキツく、一番緩い状態でこれか！と驚いてしまいますね。

ペニスを挿入するとホールが膨張するのですが、ケース付きの場合、この膨張を上手く逃がしてやる事が出来ずキツキツになってしまうという問題点があります。このケースは独自のカットが入っていて、この膨張を上手く逃がしてあげる事が出来そうだと期待していたのですが、実際はあまり逃がせている感じがなく、締りがキツ過ぎます。もっとバネのようにホールの膨張に合わせて膨らむようなケースにしないと、この独自のカットが入ったケースもあまり意味は無さそうに思いますね。

恐る恐る締りを上げていきますが、一番緩い状態以外まともに挿入出来ないくらいキツキツで使い物になりません。一番キツい状態に至っては、亀頭位までしか挿入出来ず、これでは調整する楽しみも何もありませんね。ペニスサイズが大きい人などは、一番緩く設定しても挿入すらままならないのではないでしょうか。

この製品はホールがケース内一杯にあるタイプの典型的な失敗例で、テンガのフリップライトのような過ちを犯してしまっているように思います。ケースで言えばフレッシュライトのような、ケース内径よりホールがかなり細くないとまともに使えないでしょう。ケースを作るメーカーさんは、まずフレッシュライトを良く見て研究してもらい、この膨張によってキツくなり過ぎるという課題をまず克服してもらいたいですね。

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