うらすじデラックス　レビュー

ライドより発売の「うらすじデラックス」を取り寄せてみました。このホールは、ライド初となるポイント２層式のギミックを用いたホールとなります。硬度差を用いたギミックは、最近のトレンドととなっていて様々なメーカーが取り組んできていますが、ついにライドも参入してきましたねー。

全長は14.5ｃｍと長さはそれほどありませんが、肉厚はほどよくあって握りやすく扱いやすいサイズとなっています。アウター素材のバンジータッチは適度に柔らかく、匂いやオイルブリードも気になりません。このサイズ感で、２０００円を切る価格設定は、さすがライドと言った感じで立派ですね。

早速、おなつゆを流し込み挿入してみます。入り口は小さめの穴ですが、素材の伸びも良く無理なく亀頭が飲み込まれていきます。内部のキツさはそれほど感じず、肉を掻き分ける無次元に近い感触が伝わってきます。内部は段差なども無く、ストレートな穴が奥まで続くシンプルな構造となっています。

裏スジに当たる部分には、ハードタッチエアーという固めの素材を用いた縦ヒダが一本配置されています。縦ヒダはゾリゾリが強いのかな？と思っていましたが、思ったよりもマイルドで優しい感触が伝わってきます。縦ヒダ以外の天井、両サイドの壁は、ほぼツルツルに感じる位の浅めのテクスチャーで刺激は弱く、ねっとりとした肉の感触の方が目立つ位です。

この主張しすぎない内壁が、固めの縦ヒダの刺激をクリアに浮かび上がらせていて、ストロークする度にソワソワとカリ裏辺りに、むず痒いような気持ち良さが走ります。動かすうちにジーンっと亀頭が熱くなってきて、みるみる射精感が込み上げてきますね。縦ヒダ一本を引き立たせるように配置された内部設計は、絶妙のバランスで成り立っていて、ライドらしい作り込まれた完成度の高いホールとなっています。

裏スジのギミックに特化させて、逆に他の部分をシンプルにした構造は、正にコンセプト通りの刺激を生み出していて、良く考えられたているホールだなと思いました。刺激はハードタッチの縦ヒダが良いアクセントになっていて、刺激が弱すぎるという事も無く、まったり派～中間派くらいまでを幅広くカバーしてくれそうなホールとなっています。

裏返しは問題なく行えました。ポイント２層式の強度も、特に剥がれてきそうな気配も無く、耐久性も問題なさそうです。 ライド初となる新ギミックは、内部構造の表現の幅を広げてくれそうなギミックで、今後の展開も楽しみになってきました。

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