名器の証明011 高橋しょう子　レビュー

名器の証明シリーズ第１１弾となる「名器の証明011 高橋しょう子」 を取り寄せてみました。第11弾って、良く考えたら凄い数ですね。ひょっとすると一つのシリーズでの最多記録なんじゃないでしょうか。一時代を築いたシリーズではありますが、ここ最近はあまりパッとしない感じなので、ここらで証明シリーズここにありという存在感を見せ付けて欲しいものですね。

今作は、なんと821ｇもありシリーズ最大の重量となっています。素材ですが、いつもの品格系素材と違って匂いやオイルブリードが少ない感じがします。触った手がベトベトしないのは良いですね。ただ、その分素材が固くなったような印象で、触った感じではセーフスキン位の硬度に感じます。

重量もさることながら全長が21ｃｍもあり、さすがに片手で持つのは少々疲れるサイズ感に思えます。女性器をかたどった入り口に、内部は無次元の２重構造と定番のスタイルとなっていて、さすがにもう新鮮味はないですね。

内部はねっとり系の粘膜素材が使われていて、断面図を見て頂ければ分かりますが、上下の落差が激しいクランク構造となっています。こういう激しいクランクは、見た目のインパクトとは裏腹に良かった試しがないという経験則がありますので、一抹の不安がよぎりますね。

早速、入り口からローションを入れていきますが、今回は付属のローションを使いました。 付属のローションは、ぺぺのようなドロっとしたタイプで、かなり膜が厚いローションです。細かな起伏を拾うのは苦手ですが、今回のような内部が上下にうねっている、凹凸が大きいホールにはうってつけのローションでしょう。

ゆっくりと亀頭を穴へと押し当てますが、思ったより入り口の開き具合が固いです。これだけ重量があったら、今までの証明シリーズなら自重だけでズブズブと入っていくと思うのですが、上下にうねった構造のせいで、すぐに行く手を阻まれてしまいます。

しっかりと勃起させてから押し込んでみると、クランクを掻き分けるように亀頭が奥へ入っていきます。ただ、予想通りと言いますが、激しいクランクが大きなコブのように感じられて、ストロークする度に亀頭にゴツゴツとした衝撃が伝わってきます。

何よりダメなのが、奥行きが短すぎる点ですね。21ｃｍと巨大なサイズですが、内部は半分程度までしか無く、すぐに奥に突き当たります。底が厚いのは良い事かもしれませんが、さすがにこれでは厚すぎます。バキュームもまったくないですし、無次元特有のジワジワ感もなく、大味なゴツゴツ感のみのホールとなってしまっています。

それとクランクの落差が激しい為、ストロークしていると何度も壁を突いてしまい、痛さで手が止まってしまう事が多々ありました。久々の新作という事で興味ありましたが、この出来はちょっと酷すぎますね。個人的にはシリーズ、1.2を争う位の駄作だと感じています。

裏返しも厚底過ぎるために難しく、メンテナンス性も良くありません。よほど、イメージされている女優さんに思い入れがある方でないと、楽しめないかもしれませんね。

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