FLIP HOLE RED（フリップホールレッド）　レビュー

フリップホールのラインナップに赤と銀が加わりましたね。フリップライトが駄目過ぎたのでＴＥＮＧＡからしばらく遠ざかっていたのですが、本家のフリップホールの新作ならまだ期待は持てるのでは？ということで赤と銀の両方取り寄せてみました。まずレッドから試すことにしたのですが、相変わらずフリップホールはかっこいいですね。見た目は白のフリップホールと変わっていないのですが、赤になっただけなのにすごくお洒落に見えます。

実は机の上に、このレッドを置きながらレビューを書いているのですが、部屋に置いても全然違和感が無いといいますか、むしろお洒落なインテリアのように、思わず眺めてしまうデザイン性はさすがですね。普通のオナホメーカーの例えば、メガビラＸとかだと間違っても目の届くところには置きたくなくて、一刻も早く隠したいという気になるのですが、フリップホールだと出しっぱなしでも許せてしまう自分がいます。

このレッドですが、使われている素材はシルバーと同じですね。固さもレッドの方が細かい突起があるので、幾分柔らかく感じますが、入口のパッド辺りの感触を比べるとレッドもシルバーも大差ないと思いました。つい最近まで初代のホワイトも所有していたのですが、寿命がきて処分してしまったので、あくまで記憶でしか言えませんが、ホワイト、シルバー、レッド共に共通の素材が使われているように感じました。

２つに開いて付属のローションをたっぷり付けてセッティング終了。いざ挿入を試みます。入口が閉じた状態になっているのですが、少し力を入れると半勃起状態でも入っていきます。入り口の閉じた部分をこえる時、ガボっと膜を破るような感触があって面白いです。

奥まで押し進めていくとフローティングパッドが左右に広がって、ペニスが進入したことにより増えた内部の広がりを上手く逃がしてくれます。これがフリップライトのように全てケースで覆ってしまっていたらキツキツなんでしょうけど、やっぱりフローティングパットは素晴らしいですね。内部はやや締りを感じますが、痛さもなくスムーズに奥まで動かすことが出来ました。

さて、ペニスを入れて動かしてみたのですが、気持ち良さとは別に内部が冷え過ぎてて冷たいです。今は真冬なのでどのホールも冷たいのですが、少しお風呂に入れて温めてから使うことにしました。開いた状態でお湯に沈めると熱効率が良いのか、あっという間に人肌程度になりますね。

不快な冷たさが解消されたので、気を取り直して挿入開始。今度は内部が生温かく心地よい挿入感です。ゆっくり動かしてみると、前半部分の細かな突起群からプチプチとしたむず痒いような刺激が走ります。これが凄く気持ち良いですね。

バキュームを強めようとフローティングパットを押してみると、中の空気が抜けて吸い付きが一瞬高まります。だけど動かすとすぐに入口から空気が入ってきて、元の締め付けに変わるのであまり意味が無いように思いました。でも強いバキュームは感じませんが、元々ある程度締りを感じる内部なので、これはこれで悪くはないです。

奥の方は大きなヒダの山があるのですが、思ったよりヒダっぽい刺激はなくニュルりと亀頭が山を乗り越えるような感触があります。感触でいうと掻き分けるような無次元っぽい挿入感が奥の方にありますね。この無次元ぽい挿入感に繊毛のような突起がワサワサ、プチプチとくすぐるように刺激してくるのでたまりません。一回目の波はこらえられたのですが、まだこらえようと思っていた２回目の波で気持ち良さに耐え切れず発射してしまいました。亀頭がジーンと痺れて、久々に膝がガクつくような気持ち良いフィニッシュでした。

楽しんだ後の後片付けはパカっと開いて水で流すだけで、隅々まで綺麗になるのが良いですね。普通なら億劫に思える後片付けもフリップホールならあっという間に終わるし、ホールも清潔に保てるのがありがたいです。個人的には今まで使ったＴＥＮＧＡ製品の中で一番これが気持ち良かったです。いや、初めてＴＥＮＧＡで満足出来たような気がします。耐久性は使い込んでいかないと分からない部分がありますが、大切に使っていこうと思えるホールでした。

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